主婦の経験が再就職に有利に働くかも!?アピールすべきポイントとは

主婦の経験が再就職に有利?何をアピールすべきか

お子さんが小さくて働いていなかった主婦、また専業主婦でいたけれど教育費用などがかさみ働きたいと思った、主婦が再就職を希望する理由は様々です。
しかし再就職するといっても、仕事から離れている期間が長い主婦ほど不安が大きくなります。

履歴書に書ける資格もスキルもなにもないという悩みをよく聞きますが、実は主婦こそ再就職に有利なスキルを身に着けているといわれているのです。
そのスキルとは何か、どんなふうにアピールしていけばいいのか、それを理解していれば再就職成功が見えてきます。

主婦・・実はマルチタスクのプロなのだ

マルチタスクって何?と、この言葉を知らなくても主婦の皆さんはマルチタスクのプロといえます。
マルチタスクというのは複数の作業を同時にこなすこと、主婦の皆さんは日々、このマルチタスクを行っているのです。

玉子をお鍋で茹でつつサラダ用の野菜を切る、肉を焼きながら味噌汁を暖めて、ああ、洗濯機も回しておこう・・・こんな風に気が付ついていなくてもごく当たり前にマルチタスク状態になっています。
たくさんの仕事があるから一つずつしていては間に合わない、そんな家庭生活の中で自然とマルチタスクできる人になっているのです。

これを仕事に活かせば何を優先して何を後にしてもいいのか、作業効率を考えて仕事することができます。
複数の仕事を当たり前に仕上げていくことができる可能性も高くなるでしょう。

コミュニケーション能力だってぴか一!無駄のない時間配分もだってお手の物

主婦というのは周りに気を使って日々生活しています。
家族にだって気を使いますし、子供の保育園の先生、小学校の先生、PTAのママ友との関係、それに近所の奥さんとの関係だって常に気を使っているのです。
相手が違えばする会話も異なりますし、話題も違う、でもそつなくこなしているでしょう。

気の合う人ばかりじゃないのに嫌だなと思う人とでも、波風立てずに人付き合いを続けています。
主婦こそコミュニケーション能力を常に鍛えているといえるのです。

また時間を無駄にすることなく、マルチタスクしながら時間を有効活用しています。
洗濯をしている間にリビングの掃除をして、ごみを収集所に持っていきながら回覧板をお隣へ、なんて5分時間があればやれることが山ほどあると考えるのが主婦です。

働き始めた主婦たちは家庭に迷惑をかけられないという気持ちも大きいので、限られた勤務時間の中で仕事をこなすため、効率のいい時間の使い方を駆使します。
これも普段の生活の中で時間を有効活用しているからこそできることなのです。

責任感と問題解決力にもたけている主婦たち

子供がいればどんなに忙しくてもご飯を作り洗濯し、お風呂を洗い子供たちが気持ちよく暮らせるようにします。
赤ちゃんがいれば、どんなに眠くてもミルクを与えおむつを替える、自分のことに時間を使うことができなくても責任を果たす、それが主婦です。
子供がいなくても夫を朝起こしてご飯を食べさせて送り出す、着ていくワイシャツのアイロンも夫のためにこなしている、これも責任感なくしてできないでしょう。

責任感もコミュニケーション能力も、時間を効率よく利用することも、ビジネスにおいて重要な要素です。
主婦はさらに、問題解決能力にたけているといわれます。

どこに問題があり、なぜその問題が起きたのかという分析力、さらに問題を解決するためには何が必要なのか、解決方法を探る能力、これも主婦がたけていることです。
家庭生活の中には様々なトラブルが起こります。

お子さんが学校に行きたくないという問題が起きたときでも、なぜ学校に行きたくないのか?友達とのトラブルか、嫌いな授業でもあるのか?と考え、トラブルの原因が何かを探るでしょう。
その原因が分かったら子供と一緒に解決の道を探ります。
最終的に解決してからも、今後同じような問題が起きないように、トラブル回避策も考えるわけです。

働く能力がないなんてとんでもない!主婦はビジネススキルをたくさん持っている

ずっと主婦で働く機会がなかった人は、ビジネススキルなんてないし特技もない・・と再就職に悩む主婦の方が多いです。
しかしよく考えてみると主婦ほどたくさんのビジネススキルを培っている人はいないといえます。

日々起こるトラブルに対応し、日々家族の世話をし、嫌な人ともうまく付き合い、問題があれば解決に頭を悩ませ何とか解決しようと努力する、これは全て仕事の中に活かせることなのです。
仕事をし始めてからしばらくは、会社のルールや生活の変化から悩むことも多いのですが、生活に慣れ、自分の力を発揮できるようになると、主婦はその高い能力を持って質の高い仕事ができる可能性を秘めています。