専業主婦と兼業主婦
家庭に入って家庭を集中的に守る専業主婦と、仕事をしながら家事育児を行う兼業主婦、それぞれ同じ主婦でも、その生態はまったく異なります。
専業主婦の場合は、家庭のことを集中して行ない、外に働きに出るのは旦那様と役割分担をしており、夫婦で全くやるべき事が変わるのが特徴です。
反対に兼業主婦の場合、お互い正社員であれば特に、夫婦で家事育児を分担しながらお互い仕事をしつつ、協力し合いながら生活をしていきます。
どちらが良いと言う事ではなく、専業主婦と兼業主婦はそれぞれに考え方が異なりますので、自分はどっちの主婦になりたいのか、家庭環境を踏まえた上で考えることが大切です。
例えば両者には、このようなメリットデメリットがあります。
それぞれの価値観の違いは
専業主婦の場合は家事育児が仕事となりますので、いわゆる外に働きに出るストレスからは一切解放され、きちんと家事育児さえ行っていれば、日中はのんびり過ごしていても問題ありません。
ある程度慣れてしまえば自分の時間が作りやすく、趣味や習い事、ママ友達とのランチに出かけられるなど、楽しく過ごしやすいでしょう。
その反面、働いていない事から社会との繋がりを希薄に感じてしまい、自分だけ取り残されたような気分に陥る方もいます。
いつもママの顔か妻の顔しか無い為、家庭でのストレスが発散をしにくく、気持ち的に鬱々としてしまう方もいるでしょう。
お子さんが小さい場合は特に育児ノイローゼになってしまうようなお母さんもいますので、注意が必要です。
兼業主婦の場合は、仕事をする事で経済的に余裕が出来る事もあり、ある程度自分の為にお金を使うことが出来ます。
外に働きに出ることで社会との繋がりを感じ、家庭以外での顔も持てるようになることで、自我の確立が出来ると言う事も大きなポイントです。
ただし兼業主婦の方の場合、家事育児は旦那様と話し合って協力をする部分も増えますので、旦那様の理解が欠かせないでしょう。
またお子さんと過ごす時間はどうしても減ってしまいますので、その分専業主婦に比べると、親子の関係性が希薄になる可能性も高くなるのが難点です。