子どものイヤイヤ期の接し方

イヤイヤ期は子供の成長に欠かせない時期

2歳前後になった子供は、大人が何を言ってもイヤイヤといった態度を取ることが多いと言えます。
このような態度を取られると親にとっては戸惑いを感じてしまうこともありますが、実はこれは子供の成長のために必要な時期だと言えます。

そのため、親は温かく見守ってあげるようにすることが大切です。
また事前にイヤイヤ期がどのようなものなのかを知っておくと、冷静に対処できるようになります。
イヤイヤ期は必ず2歳になって出てくるのではなく、1歳の段階から始まるというケースも見られます。

歯がゆさからイヤイヤをすることがある

2歳児のイヤイヤ期では、いろんなことが理由で起こるものです。
この時期には自我が芽生えてきて、自分でいろんなことをやってみたいと思うものです。
ただ自分の思い通りにできないとなると、イヤイヤをしてしまいます。

また自分の気持ちを上手に伝えられず、自分を受け入れてほしいという気持ちがイヤイヤを引き起こすこともあります。
このようにいろんな理由が2歳児なりにはあるのですが、その気持ちを察してあげないと、イヤイヤに対して戸惑いなどを感じてしまいます。
温かい気持ちで見守り、これは成長の証なのだと思えば、きっと穏やかな気持ちで子供に対して接することができることでしょう。

子供の気持ちに寄り添ってあげることが大事

何があってもイヤイヤをしてしまう2歳の時期ですが、初めての育児を経験するママにとってはイライラにつながってしまうこともあります。
そのような気持ちにならないためにも、イヤイヤを受け入れられるように準備をしておくことが大切です。

まずは子供の気持ちにそっと寄り添ってあげること、これが何鶏も大切です。
子供の要求が受け入れられないケースであっても、一旦子供の気持ちを受け止めてあげるといいでしょう。
そうすれば、子供は心から信頼して安心感を抱くことができます。

また自分の思った通りの結果にならなかった時には、子供の気持ちを言葉にして慰めてあげましょう。
この時に叱ってしまうと、自分を受け入れてくれないことに対して反発し、怒り出してしまうかもしれません。

どんなことに対してもイヤイヤをする時の対処法

着替えや食事など、どんなことに対してもイヤイヤをしてしまう子供もいます。
このような場合には、少し時間を空けてから対応するといいでしょう。
そうすれば、心も落ち着いてやらなければならないことに対して自然と取り組むようになります。

また遊びを止めて食事をするように伝える時には、もう少しだけ遊んだたら食事をしましょうねなど、少しだけ子供の気持ちに寄り添う発言をしてあげるのも効果的です。
強制的に食事をさせるよりも、スムーズに食事に向けて行動をするようになることでしょう。