1歳までに起こりやすい事故とは
幼児の段階ではいろんな事故を起こしやすいため、親としては常に注意を払う必要があります。
1歳までの段階では、歩いて外出することはありません。
自宅の中でハイハイやつかまり立ちなどをするので、事故は自宅の中で起こるのがほとんどと言えます。
この時期では誤飲による事故が多くありますが、目に入ったものを口の中に入れてしまうことは可能性としてよくあることです。
またソファやベッドなど、高い場所から転落をしてしまう事故も起こります。
さらに熱い鍋やフライパンに触るなどして、やけどをしてしまうこともあり得ます。
1際から4歳までの時期に起こる事故
この時期になると、自分の足で歩けるようになるので、外出先で事故が起こる可能性が高くなります。
まず特に多い事故は、車にはねられるなど交通事故です。
自動車だけではなく、バイクや自転車であっても幼児にとっては大きな車両なので、大きな事故につながってしまう可能性は多くあります。
講演などの高い場所から転落をしてけがをする、このようなこともこの時期には起こることがあります。
転落事故に関しては屋外だけではなく、ベランダなどから落ちてしまうというケースもあります。
さらに、お風呂やプールなどで溺れてしまうこともあります。
危険物を周囲から撤去してしまうことも大事
幼児が事故を起こさないために、周囲にあるいろんな危険物を撤去してしまうのも1つの対策と言えます。
屋内ではストーブやアイロンなど、熱を持ったアイテムが多くあります。
このようなアイテムは幼児のいる空間に置かないことが大切です。
ただストーブは寒さ対策のために必要だという場合には、ストーブに直接触れないようにするために、ガードを設置するのもいいでしょう。
またキッチンではフライパンな鍋などがありますが、調理中は熱を持っているので大変危険です。
調理中は決してキッチンから離れないようにして、幼児がフライパンなどに触れないように注意を払うことが大切です。
親ができる範囲で対策をしっかりと取る
屋内で起こる事故に関しては、常に親が幼児に目を向けることが大切です。
わずかな時間で事故が起こるので、幼児だけの時間をできるだけ作らないようにしたいものです。
また屋外に出る機会がある場合には、交通事故に遭わないように常に車を含め、周囲に目を向けるように何度も子供に伝えることが大切です。
一度注意喚起をして終わりではなく、外出するたびに何度も言うことも重要です。
幼児と一緒に外出をする場合には、必ず手をつなぐようにしてください。
幼児は何か興味があるものを見つけたら、親の手を離してしまうことがあります。
手をつないでいるから大丈夫と思わず、常に緊張感をもって行動することが親の責任とも言えます。