自然体であいさつをすることが何よりも大切
入社した時には、同僚や上司に紹介をされてあいさつをする場面があるかもしれません。
その時には自分の言葉でしっかりと話すことが大切ですが、何よりも自然体で話すようにしたいものです。
普段から大勢の前で話す経験がない方、また人前で話すと緊張をしてしまう方などは、どうしてもいつもの自分ではなくなってしまうこともあります。
また力が入ってしまい、不自然な話し方をしてしまうこともあるかもしれません。
緊張はしていても好印象を持ってもらえるように、ゆっくりと話をするように意識してみましょう。
気負いを持たず自然な内容の話をする
初日のあいさつなのできちんとしなければならない、また有能な感じに見られないといけないなど、いろんな気負いを持つ人もいます。
しかしそのような気持ちであいさつをすると、不自然さを相手に抱かせてしまうものです。
普段から使っている言葉を用いて、ゆっくりと話をするようにしましょう。
日常的に使われないような、小難しい言葉を選んだりする必要はありません。
堅苦し言い回しをすると、相手が身構えてしまうかもしれません。
フレンドリーな雰囲気で受け入れてもらえるように、ナチュラルな感じで笑顔を作りながら話すことの方が大切です。
長々と話をしないようにする
あいさつをする時には、聞いている相手に精神的な負担を与えないように長くならないように気をつけましょう。
一般的に挨拶は1分程度で十分だと言われており、もしも長くなったとしても2分以上にならないようにしてください。
2分以上話すと、聞いている方は段々疲れを感じてしまいます。
また話が長くなると、人は聞くのが面倒になってきます。
話す長さよりも、言いたいことを2個程度スムーズに伝えることの方がはるかに大切です。
話をする際には前をしっかりと向き、自然な笑顔を作りながらゆっくりと話すと好印象を抱いてもらいやすくなります。
短すぎると事務的に聞こえてしまう恐れも
あいさつは2分程度で収めることが大切ですが、だからと言って短すぎるのも考え物です。
あいさつが短すぎるとどうしてもそっけない印象を抱かれてしまいますし、仕事に対する意欲を持っていないように思われることもあり得ます。
また事務的に聞こえてしまうので、フレンドリーな雰囲気がなく冷たい人だと思われてしまう可能性もあります。
あいさつの内容の中に、前職に関することはあまり盛り込まないようにすることが大切です。
前職のことを話すと、何となく自分のキャリアをひけらかしているように思われる可能性があるからです。
自分の性格などをさりげなく伝え、仕事に対して強い意欲を持っているということが分かってもらう程度のあいさつで十分と言えます。