プログラミングを知っておこう
最近よく聞く言葉で「プロラミング」がありますが、どのようなことなのかはよくわからないという人は多いものです。
しかし、学校で学ぶことになっているプロラミングなので、ここでどんなものなのか知っておく必要があります。
親が分からないと感じたものを子供にやらせるわけにはいかないからです。
親もある程度は、プロラミングについて知っておくべきでしょう。
プロラミングは動きの順番を示すこと
プロラミングはコンピューターにしてもらいたい仕事の順番を明確に示すことを言います。
プログラムという言葉を思い浮かべるとわかりやすいでしょう。
たとえば、ピアノの発表会のプログラムです。
「1番 山田A子 エリーゼのために」「2番 鈴木B子 アラベスク」というようにだれが何を何番目に弾くかを書かれています。
このようにコンピューターに何を何番目にさせたいか順番に指示するのです。
小学生でもできるのか
プロラミングと言うと難しそうに思えますが、小学生でもできます。
最近ではiosアプリやWebアプリなどでプロラミングの言語を学ぶことが可能です。
ゲーム感覚でプロラミングの基礎を学べるので、楽しみながら力が身に付きます。
数学の知識やキーボードタイピングなども必要になりますが、学びながら身につくものです。
小学生の柔軟な発想力でいろいろなことを考えられるようになります。
身につくのにかかる時間
プロラミングの力が身につくのはその子によっても違いますが、平均的なところで見ると小学1~2年では2年間、3年生以上は1年間くらいです。
取り組みを続けていくと、だんだんと複雑なものもこなせるようになります。
そんなスキルを身につけると家庭用のゲームなどを開発できるようになるのです。
子供ならではの柔軟な対応ができるのではないでしょうか。
学校で習うプロラミングはどこまでなのか
プロラミング教育がやがて学校で必修となりますが、どのような内容なのか気になります。
ただ、わかっているのは教材をつくるというレベルではなく基礎を学ぶということです。
つまり、プロラミング的な考え方を教えるのでしょう。
既に中学校では「技術家庭」でプロラミングという項目がありますが、新しく導入されるのはそれとは別の内容になります。
将来の職業に役立つような考え方を教えるということで、創造力などを育むことが目的ではないかと考えられているのです。
知識のみでなく能力を高めて意識を向上させるために、プロラミングの考え方を教えるのではないかと思われます。
プロラミングが教育にもたらす効果は4つあります。
まずは、新しいものの開発ができる力と学ぶ意欲です。
そして論理的な考え方と人と協力するコミュニケーション能力になります。